【どうぶつの国】の熱い名シーン/名言をまとめてみました!
どうもビスハンです!
「どうぶつの国」は「金色のガッシュ!!」の作者雷句誠先生の作品で
自然界を舞台にした動物たちの物語なのですが
熱く感動的なシーンが多いのでまとめました!
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どうぶつの国名シーン/名言
タロウザの体温を温めるモノコたち
生きる希望を捨てて命を諦めていたタロウザを救おうと
村のタヌキみんなが協力して体温を温めて
モノコが親として一緒に生きようとするシーンです。
第一話なんですが、種族の違いはあれどモノコが命を繋げる姿がぐっとくて
自然界の動物たちを通して命の大切さを教わる話です。
自分たちの存在意義を問うクロカギ
旅をしながら獲物を狩り、自分の身を自分で守ってきたクロカギが
キツネの子供の死を目の前で見て他の動物を殺さないと
生きていけない自分や世界に疑問を持つシーンです。
弱肉強食の自然界では当然他者を狩らないと生きていけないのですが
その「当然」のことに疑問を持つという意味を考えるシーンです。
ジークには自分とは違う生き方をして欲しいと願うラオ
獲物を狩ることで家族を守ってきたラオだが
タロウザの「分ける」という行為でジークの命が救われたことから
ジークには自分とは違った生き方をして欲しいと望んで息を引き取るラオ
自分の子供に自分とは違う価値観で生きて欲しいと望んだラオの生き様がいいです。
動物みんなで楽しく生きてくことを夢見るモノコ
タロウザの声の力で山猫のクロカギや狼のジークと仲良くなることができて
もっと多くの動物たちと仲良くできたら楽しいだろうという夢を話します。
この後のタロウザの行動はどれもこのモノコの話に影響を受けていて
弱肉強食の世界でみんなと仲良く暮らすことを目指していきます。
タロウザの存在意義を否定するブラブラ
動物と話す力を使ってすべての動物との共存を目指すタロウザ
しかしブラブラはその力で草食動物と肉食動物が仲良くなったら
肉食動物は死んでしまう、そしてその姿を見てタロウザは耐えられないだろうと言います。
先程のモノコの願いとは真逆ですが確かに現実的に考えれば
すべての動物が仲良くなることは不可能という確信を付きます。
このテーマは作中を通してのテーマになっているので初期の重要なシーンです。
ライオンに命の大切さを訴えるタロウザ
ギルダが縄張り争いでノマドに負けたことにより
子ライオンたちはノマドに殺されそうになった時に助けに入ったタロウザが
子ライオンの命を絶つことに対して怒りを爆発させるシーンです。
ノマドのライオンの価値観からすれば当然でこれまで繰り返されてきた行為かもしれないですが
人間の尺度からすると確かに理不尽だと感じてしまいます。
タロウザは時に客観的な整合性より自分の考えを優先します。
それが良い悪いはこの漫画を読む人それぞれの感性に左右されるので一概には言えないのですが
読んで自分なりに考えること自体に意味があると思いました。
タロウザに感謝するモモウロス
タロウザのおかげで多くの食料を確保することができて村は豊になります。
それは嬉しいことなのですがモモウロスは食料が増えることだけではなくて
タロウザと話すことで自分に新しい考えや発想が生まれることに感謝します。
動物たちはそれまでは、餌を食う、寝る、子供を作る、育てる
そのルーティンの中で生きてきたのですが
タロウザと話すことで新しい意識、思考が生まれます。
すべての動物と話せる力も凄いですがモモウロスは自分に
その進化をさせてくれたタロウザに感謝するわけですね。
タロウザが持ち込んだ噓に憤怒するジュウ
すべての動物が仲良く暮らせるように努力するタロウザに対して
弱肉強食の世界を覆すことを嫌いタロウザの行動を噓と言うジュウ
ジュウはどうぶつの国とは生殺与奪でそれぞれが自由に生きる世界こそが
正しくて美しい姿だと思っています。
自由に生きるからこそ後悔のない一生になるという考えなわけですが
まあ一理あるかなとも思います。
子馬のチッチの攻撃に耐えるエナ
ギラーの策略により馬たちに強襲されるハイエナたち
トゲを付けたチッチにむねを刺されるエナですが
チッチを受け止めて憎しみに飲み込まれないようにと言葉を発します
その時エナはすべての動物と話せるようになります。
自分の子どもの頃とチッチを重ねて間違った道へ進まないように
命がけで行動するエナに感動します。
タロウザを守るために命を落とすモノコ
タロウザがけがをして倒れている所に空腹の狼が近づいてきて
自分の身を挺してタロウザとモコを守るモノコ
そしてモノコは狼に食べられてしまいます。
このシーンは作中でも一番辛いシーンでした。
弱肉強食の世界は変わらず食うか食われるかでしかないということを実感します。
自然界の動物では当然なのですが自分の親、子供、夫、嫁、兄弟、姉妹が
ある日突然強者に食われて終わる。
そんな世界を改めて考えさせられるシーンです。
バベルの塔に無謀にも入ろうとするタロウザを止めるクロカギ
モノコが亡くなったことですべての動物たちを話せるようにしようと
バベルの塔へと向かうタロウザですが
入口を守るキメラに殺されそうになります。
そこでクロカギに命を投げ出さずにまずは仲間を集めるように諭されます。
タロウザとタヌキたちに命を救われたクロカギは
タロウザが目指す共存の世界を望んでいてそのために力になります。
クロカギの世界を変えたいという想いに胸が熱くなるシーンです。
キャサリンの戦い
子供をワニに食べられた事件から仲間を攻撃して
群れから外れて後にタロウザの仲間になったキャサリンですが
最初は仲間と折り合いをつけられずに反発していましたが
段々と心を開くようになります。
不器用ながら仲間のために行動するキャサリンや
キャサリンのために鳴く仲間たちのシーンもいいです。
キリトビの戦い
傷ついたタロウザの下にバベルの塔の戦士バベル3のクローバーが現れて
イタチの仲間が次々と倒れていきます。
キリトビも苦戦しますが命がけの戦いを挑み
最後にはクローバーを倒します。
キリトビはビジュアルもカッコイイですし
次の命をつなぐために戦う姿もカッコイイです!
ドウゲンの戦い
バベル3のベルヘルムとの死闘の中で
ドウゲンの過去が明かされるのですが
誰よりも強くどんな動物の肉も食べてきたドウゲンは
仲間からも敬遠されてしまします。
そんな時に小さな鹿が現れて成り行きからその成長を見守っていきます。
鹿がつがいになり子供が生まれてドウゲンは喜びますが
虎に食べられてしまします。激昂したドウゲンは虎を殺しますが
その虎は自分の子供だということに気づきます。
その後タロウザと出会い世界を変えるために戦いに身を投じます。
ドウゲンの後悔を抱えながらも前に進む姿勢を感じ取れるシーンです。
キメラの虚しさを訴えるサラダうどん
ロビンが自我を持ちながらギラーに自爆するように命令されて
苦しんでいる姿を見たサラダうどんは身を挺してタロウザたちと
ロビンを救おうとします。
キメラはすべてギラーの目的(すべての生物の滅亡)のために生み出されて
ただ命令を聞くだけの人工生物です。
サラダうどんはそんなキメラでも何か生きている意味を見出すために
もがき苦しんでいます。
自分の生きる意味を探しているのは人間もキメラも同じように思えるシーンです。
科学の力を手に入れたジュウ
ギラーとグロビュウルに戦いを挑むジュウ
戦争の道具を作り続けていた国を訪れて科学の力を手に入れます
ジュウの持論として敵を倒そうとするとき最も頭を使い進化すると考えています。
確かに今一般的に使われているテクノロジーも
最初は軍事利用されていたものが多いそうです。
科学や兵器など力の使い方について考えさせらえれるシーンです。
愛のために全てを捧げたクオウ
クオウはギラーの所業を知りつつもキメラの開発を利用して
恋人のエレインを生き返らせようとします。
もしグロビュウルが野放しになったらとんでもないことになっていましたが
それでもエレインの事を想うクオウの強い信念が伝わってくるシーンです。
ギラーと対話するタロウザ
タロウザが命がけでギラーに呼びかけるシーンです。
タロウザは生まれる前の記憶を持ち命の大切さを訴えています。
どうぶつの国で多くの動物と対話したからこそ
この世界を変えようと決意したタロウザと
話をせずに全てを滅ぼそうとするギラーが対照的です。
まとめ
弱肉強食のどうぶつの国だからこそ動物たちは命がけで生きています
そんな彼らから生きることや命の大切さを学ぶことができます。