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Amazonプライムで見れるおすすめ社会派ドラマ

WOWOWの社会派ドラマが面白い!

企業の不正や働く人の熱を表現する社会派ドラマ。主人公たちのひたむきな努力が報われるシーンや、悪人が懲らしめられるシーンなど、見ていてスカッとしますよね!

今回はAmazonプライムに加入していれば見ることができる、社会派ドラマについてまとめてみました!

今回紹介するのはもともとWOWOWで放送されていた作品で、どれもシリアスなテーマで見ていて勉強にもなります。

おすすめ社会派ドラマ6選!

空飛ぶタイヤ (全5話)

あらすじ

運送会社社長の赤松(仲村トオル)はタイヤ脱輪による死傷事故が原因で警察からの捜査を受ける。周囲から孤立し仕事も激減するが、社員を信じ再調査を訴える。事故を起こした車の製造元であるホープ自動車の沢田(田辺誠一)は赤松の依頼を機に、常務の狩野(國村隼)を筆頭としたリコール隠しのための秘密会議が存在する事を知る。系列のホープ銀行では調査役の井崎(萩原聖人)がホープ自動車への甘い稟議を求められていたが、記者・榎本(水野美紀)からメーカー側に疑いがあることも知らされ判断出来ずにいた。そんな時、赤松運送にまた一つ取引先から取引停止の連絡が入り…。

構造としては零細運送会社VS巨大企業の構図で、運送会社社長の赤松は事故の原因を明確にしようと奔走しますが、巨大なホールディングスであるホープ自動車は、事故の原因を運送会社にあると決めつけてろくな検証を行いません。

事故を起こした会社の社長として赤松はとことん追い詰められてしまい、警察にも犯人として追求されて、赤松はどんどんやつれていき、見ていて痛々しい気持ちになって正直辛いです、、

赤松は会社を守るためもあるのですが、何より事故にあった遺族のために真実を追求していきます。様々な邪魔が入って、罵詈雑言を浴びせられても、決して諦めない赤松の姿はめっちゃ尊敬できます!

キャスト 仲村トオル田辺誠一萩原聖人國村隼水野美紀
監督 麻生学鈴木浩介
原作 池井戸潤空飛ぶタイヤ

 

株価暴落 (全5話)

 

あらすじ

メガバンク白水銀行では、経営再建中の巨大スーパー・一風堂への追加融資について議論が紛糾していた。審査部審査役の板東洋史織田裕二)は「融資の要諦は回収にあり」を信条とし、再建の努力をしない一風堂への融資に異議を唱える。一方、破綻の余波が銀行に及ぶことを恐れる企画部副部長の二戸哲也(高嶋政伸)は融資の断行を主張。板東の存在を疎ましく感じていた二戸は、板東を陥れようと画策する。そんな中、一風堂の店舗で爆破事件が発生。届いた犯行声明では、独裁的経営を行なう一風堂会長・風間耕造(竜雷太)の辞任と会社の法的整理が要求され、受諾しなければ爆破を継続すると脅迫を受ける。株価下落を懸念する一風堂の財前知春(石橋凌)と友部勇作(石黒賢)は声明を隠匿しようとするが・・・。

企業はイメージだけで株価が大きく揺れるものなんだなぁって学べる作品です。主人公の坂東を通して、銀行員の正義とは何か?が学べたり。

主人公の坂東は困窮しているが可能性があり努力をする企業を助けるのが正しい銀行のあり方と考えています。敵対している二戸は自分の利益のためならば、不正もありで弱っている企業がどうなろうと知ったこっちゃないというスタンスです。

ドラマだと汚いことをする人ほど偉いんですよねぇ、まあ汚いことをしてもばれないようにする知恵や求心力があるので厄介なんですが、、

企業間のやり取りだけでなく、爆弾魔は誰なのかというミステリー要素もあるのでなかなかハラハラ感を味わえちゃいますよ!

キャスト 織田裕二高嶋政伸竜雷太石黒賢石橋凌
監督 鈴木浩介
原作 池井戸潤 「株価暴落」

 

レディ・ジョーカー (全7話)

あらすじ

日之出ビール・城山社長(柴田恭兵)の元に不審な音声CDが届く。自社の過去の不正を追及する内容に城山は動揺する。そんな中、兄を亡くした薬局店主・物井(泉谷しげる)、警察組織に恨みを持つ刑事・半田(豊原功補)ら、競馬仲間の5人はある計画を行動に移す。城山社長が帰宅しないという一報を受けた大森中央署の合田警部補(上川隆也)は、城山邸に駆けつけると「社長ヲアズカッタ」と書かれたメモを発見する。

社会派ドラマで大会社の社長とか会長って大概悪いやつなんですが、城山社長はあくまで社員や業界全体を考えて行動する、思慮深い人物です。いい人だからこそ脅迫で脅されて、右往左往する姿が可哀想だと感じてしまいます、、

日の出ビール、警察、犯人グループの動きはすべて描写されるのでミステリー要素はあまりないのですが、大きな会社を取り巻く怪しい関係がどんどん出てくる様は「現実でもこんなドロドロしてるのか」と考えてしまいます。

半田は刑事なので、警察の動きを把握しながら行動できるというめちゃチートな人物なのですが、優秀な合田さん警部補との対決も見どころポイントです!

 

キャスト 柴田恭兵泉谷しげる上川隆也豊原功補山本耕史
監督 水谷俊之鈴木浩介
原作 髙村薫

 

マグマ (全5話)

あらすじ

外資系ファンドに勤める妙子(尾野真千子)は、不振企業の再建を任される。その企業は、地熱エネルギーを供給・開発している地方の小さな会社だった。左遷ではないかと不満に思いながらも、事業を立て直すべく乗り込んだ妙子は、現社長の安藤(谷原章介)に経営状況を厳しく追及。社員リストラと赤字を出している研究所閉鎖による合理化を発表し、長年研究に命を燃やしてきた所長の御室(長塚京三)らの反発を受けてしまう。

地熱エネルギーの研究者は地球の未来のために働いているのですが、ファンドから来た妙子は会社を立て直すことが目的なので、最初は対立しています。妙子が研究者の熱意に触れてだんだんと協力していく姿など見どころです。

時を同じくして地熱エネルギー開発に力を入れる政治家の龍崎があの手この手で、妙子たちの邪魔をしてくるので、スゲー腹立ちます。

原子力発電と地熱発電を比較する展開があるのですが、現実でもエネルギー開発は様々な問題が山ずみなので、色々と考えてしまいます。リスクなしで十分な電力をまかなえるシステムがあればいいですねぇ、、

キャスト 尾野真千子谷原章介長塚京三釈由美子石黒賢
監督 香月秀之、鈴木浩介
原作 真山仁

 

なぜ君は絶望と闘えたのか (全2話)

あらすじ

1999年夏。週刊誌記者の北川慎一(江口洋介)は、無惨にも18歳の少年に妻子を奪われた青年、町田道彦(眞島秀和)の取材へ足を運んだ。妻子を奪った少年は、法律によって手厚く守られているが、被害者の心の傷は生涯癒えることはなく、国や司法から蔑ろにされている。無念と孤独に押しつぶされそうになっていた町田の激情に触れた北川は、犯人の実名を書いた手記を出さないかと提案する―。

実際の事件を元にしていて、見苦しいシーンが多いので見る人を選ぶ作品ですが、苦境に立たされながらも、必死に戦う姿に心打たれます。

犯罪被害者や被害者家族の苦しみ、もどかしさが描かれていて、ニュースやワイドショーでは追いかけない部分を知るきっかけになるかもしれません。

キャスト 江口洋介眞島秀和ミムラ高橋克実木村多江
監督  
原作  門田隆将 「なぜ君は絶望と闘えたのか」

 

沈まぬ太陽 (全20話)

あらすじ

国民航空に勤める恩地元(上川隆也)は先輩の八馬(板尾創路)の画策により不本意ながらも労働組合の委員長を引き受ける。同期で副委員長の行天四郎(渡部篤郎)とともに労働環境改善を目指し立ち上がった恩地は桧山社長(古谷一行)と激しく対立。一歩も譲らない恩地率いる労組に対抗するため、会社側は切り札として堂本取締役(國村隼)に労使交渉を任せる。そんな中、問題となっていた人員不足による事故が発生する。

1部2部に分かれていて、1部は利益のみを追求する会社上層部と労働組合との戦いから始まります。作品全体を通して主人公の恩地が自らの正義を貫く姿勢が描かれていて、こんな生き方出来たらスゲーな、と感じてしまいます。

労働組合の委員長として会社と対立した結果、恩地は僻地に飛ばされてしまいます。パキスタン、イラン、ナイロビなどの描写が鮮明で特にアフリカの壮大な大自然は見応えがありますよ!

2部では国民航空の飛行機が事故を起こしてしまい、それによって大きく揺れる国民航空と政治の話になっていきます。あんまりいい政治家が出てこないので、マジかよって感じになります。

登場人物のほとんどが不正する大人なので、気が滅入ることもありますが、新しく国民航空に加わる国見会長の正々堂々と戦う姿勢に感銘を受けました!

キャスト 上川隆也渡部篤郎板尾創路國村隼古谷一行
監督 水谷俊之鈴木浩介
原作 山崎豊子 「沈まぬ太陽

 

まとめ

困難と戦う姿勢や精神がカッコ良くて自分も頑張ろうと思ったり思わなかったり。