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海外ドラマ【ウエストワールド】がめちゃくちゃ面白いのでシーズン1の見どころを紹介します!

どうも海外ドラマにハマると抜け出せないビスハンです!

「ウエストワールド」というドラマをご存知でしょうか?
世界観、ストーリー、展開どれをとっても面白かったので
オススメポイントを紹介していきます!

Amazonプライムビデオで見ることができます
注意点として残虐なシーンも多くて完全に18歳以上対象なので
グログロしてるのが苦手な方はご遠慮下され。。

エストワールド シーズン1

あらすじ

ハイテク技術に支えられた体験型テーマパーク"ウエストワールド"が舞台となる。ホストと呼ばれるアンドロイド達が再現された西部劇の街並みに暮らし、高額の入場料を払ったゲストたちは、ホストからの報復を恐れることなく自らの欲望のままに行動する。アンドロイド達は人間と見分けがつかないほど高度な技術に基づいて製造され、自意識も持つ。ゲストが来るたびに記憶はリセットされ、新たなシナリオに基づいて日常を繰り返す。

西部開拓時代を再現したテーマパークが舞台となっています
イメージとしては荒野でカウボーイが走り回って「ヒーハー!」って言ってる感じですね
ゲームの「レッドデッドリデンプション」とかの世界観です。


エスタンな街並み


広大な荒野

そしてその園内にいるのは人間そっくりなアンドロイドなのですが
彼らは自分のことを人間だと思って生活しています。
過去の記憶も人工的に作られていて一人一人違う人格、性格があります。

テーマパークとしての「ウエストワールド」

パーク内は西部開拓時代を完璧に再現されているので現代チックなものは一切見当たりません
広大な敷地にキャストとしてアンドロイドたちが至る所にいて
各所で様々なストーリーが進行しています。
来園者はそのパーク内で何者にでもなることができます。
例えば賞金首を追いかけるカウボーイになったり
隠された財宝を探したり、人攫いの悪人にもなれます。
来園者はアンドロイドに何をしても許されます、銃で撃ってもナイフで刺しても
あくまで機械なので何の罪に問われることにもありません。
またアンドロイドは絶対に人間に怪我を負わせられないようにできているので
完全にやりたい放題です。

損傷したアンドロイドは運営側が回収して怪我を修正して当日に起きたことなど
記憶を全てリセットします。
そして園内は同じ一日が繰り返すように設定されていているので
前日になにが起きてもアンドロイドは何事もなかったように一日を過ごします。

作品の世界観は流石のアメリカドラマや・・・と感心してしまう出来高
最初は西部開拓時代のパークを見てるだけでワクワクします!

人間の本性

来園者は様々な楽しみ方でパークを過ごします。
パーク内ではアンドロイドに何でもできるので
人によってはだんだんと本性が見えてきます
普段優しくて常識的な人でもアンドロイドに暴力をふるったりいたぶったりと
本人も自覚していなかった本質が現れてきます。
現実世界でできないこと、日頃のストレスを発散するかのように
アンドロイドに色んな事をします。
あまりに残虐なシーンがあるのでだんだんとアンドロイドが可哀想になってきて
来園者たちに対して軽蔑してしまいます。

ただこれを昨今のオープンワールドゲームに置き換えてみたところ衝撃が走ります。
有名な「グランドセフトオート」などではゲーム内の誰にでも銃を向ける事ができます
悪人はもちろん、何の罪もない住人や警察官なども撃てます。
人によってはそこを楽しんでる人も多いと思います。
実はあの感覚に近いんだと思います!
「ゲームの中だから何をしてもいい」→「パークの中のアンドロイドだから何をしてもいい」
自分たちもやってるやんけ!!!
ここでふと自分も同類なのでは、、と気付く訳です

私はゲームで残虐な事をする=現実でもヤバい人間
とは思ってないです、そこはそこ、ゲームはゲームなんで
犯罪とゲームを短絡的に結びつけることは出来ません。
ただ自分が何者にでもなれる世界があったらその世界で何をするのか
人間の本質的な部分を垣間見えるようで恐ろしくも面白い
そんな要素が含まれています。

アンドロイドの感情

先程書いたようにアンドロイドは一日ごとに記憶をリセットされるので
来場者に何をされたか全く覚えていません。
なので前日に酷いことをされた来園者に対しても初対面の反応をします。

ただアンドロイドたちの一部で違和感を覚える機体が現れます。
記憶は消されているのではっきり「この世界はおかしい!」とは言わないのですが
漠然とした不信感を抱き、それが何なのか追い求める姿など見応えがあります。

よく言われる人工知能の進化は人間を滅ぼすのかみたいな都市伝説がありますが
まだまだ現実の人工知能は世界征服のレベルには達してないですね
会話をできてもあくまでパターンとして返答してるぐらいですし、、
ただこの作品ではあからさまな反逆ではなく、アンドロイド自身が
自分は何者なのかというのを少しずつ考える、答えを探してもがく姿が
丁寧に描かれているので、色々と考えさせられます。

運営者の苦労

「ウエストワールド」はテーマパークなので当然運営会社があります。
破損した街やアンドロイドを修復する部署や
新しいアンドロイドを作成する部署、シナリオを考える人
アンドロイドのプログラムを作る部署
全体の統括をする部署など様々で各部署の人間関係もストーリーに絡んできます。
また問題行動を起こしたアンドロイドへの対処や
疑問を持ち始めたアンドロイドをどう扱っていくかなど
彼らなりの苦悩も見えるのとそれぞれの策略なども見どころです。

ただアンドロイド側から見ると運営者は
アンドロイドを閉じ込めて残虐な事をされても記憶を消して翌日も働かせる
極悪人なのでひどい人達だなとも思えます。

ストーリーの軸

「ウエストワールド」のストーリーは大きく分けて三つの視点で進んでいきます。

  • 来園者の視点
  • 運営者の視点
  • アンドロイドの視点

来園者の視点


【ウィリアム】
友人のローガンに誘われて「ウエストワールド」に来園したが突飛な世界に困惑する。
良識的な性格で奔放な行動をするローガンに戸惑いながらも
「ウエストワールド」を散策していくことになる。


【ローガン】
「ウエストワールド」を何度か訪れているユーザーでウィリアムに楽しみ方を教える。
パーク内では人間の本質が出てきて、本当の自分が見えてくると語る


【黒服の男】
「ウエストワールド」のヘビーユーザーで園内に隠された秘密があると確信して
散策を行う、傍若無人な行動でアンドロイドには何をしても構わないと思っている。

 来園者として散策していき西部開拓時代を謳歌する彼らですが
やがて「ウエストワールド」の真相に近づいていきます。

運営者の視点


【ロバート博士】
「ウエストワールド」の創設メンバーの1人であり天才科学者
アンドロイドたちのことを熟知していて、運営会社でも影響力を持つ
ストーリー全体のキーマンでいちいち名言を残す


【バーナード】
「ウエストワールド」のプログラム責任者でアンドロイドたちのメンテナンスを行っている
アンドロイドの変化を感じつつも彼らがどうなるか見守るスタンスをとっている


テレサ
「ウエストワールド」のオペレーション責任者でリスク回避が仕事
ほんの少しでも来場者に危険が及ばないように全体をチェックしている。


【リー】
「ウエストワールド」のシナリオ責任者だがかなり感情的で無神経な性格
後先考えずに行動するので失敗が多い

運営者の視点はストーリーの全体を俯瞰で見るために重要で
来場者が何をしているのか、アンドロイドに異常がないかを常に監視しているので
ストーリーの解説的な役割があります。
特にロバート博士はアンドロイドの進歩や人間の欲深さに関して達観しているところがあり
セリフの1つ1つに重みがあるので注目ポイントです!

アンドロイドの視点


【ドロレス】
農場の娘で絵を描くことが好き、これといって特徴のない設定ですが
自分たちや「ウエストワールド」という世界に疑問を持ち始めて、、、


【テディ】
ドロレスに恋をする正義感あふれるタフガイ


【メイヴ】
娼館のマダムでクールな性格、序盤から「ウエストワールド」に違和感を覚える

彼女らがストーリーの根幹であり謎でもあります。
アンドロイドは意識や感情を持ったらどう変化してどういった答えを見つけるのか
どんどんハマっていきます!

まとめ

シーズン1は全10話と海外ドラマにしてはコンパクトなので
あんまり長いとだれるという人におすすめです。
SF好きには大好物なストーリーですし
伏線なども多くて後半にはまさかの展開の連続なので最後まで一気に楽しめます!