なぜ深夜ラジオを聞き続けるのか
ここ最近は深夜のラジオを聴いて楽しんでいるんですが、なぜこんなにも深夜ラジオにハマるのか改めて考えてまとめてみました。
深夜ラジオの良さ
少数派の声に寄り添うので安心する
ラジオはよくテレビ番組と比べられます。大雑把に比較するとテレビは多くの視聴者がいて、より多くの人に共感や楽しんでもらうため多数派に合わせていて、ラジオはテレビと比べて少ない聴取者に向けて突き刺さるような内容になっています。
パーソナリティーが自身の生活で感じる違和感やニュースに対しての意見など、斜めの視点からの意見や感情など共感したり、笑えたりします。
パーソナリティーが気取らないしカッコつけないから親近感が湧く
深夜ラジオはカッコつける必要がなく、自然に近い形で声を聞けます。だから情けない話や恥ずかしい思いをした話など聞けて、よりパーソナリティーの像が見えてくる。まあラジオの姿が完全な素の状態ってことでもないけれども。。
本音と建前のバランスがちょうどいい
深夜ラジオはテレビよりも本音が聞けるメディア
あの時こう思っていたなど感情の部分を詳しく聞くことができる。
よく比較されるポイントとして、テレビはなるべく短いトークで落とす。ラジオは長い尺のトークで落とす。長いトークを聞いていて楽しめるなら深夜ラジオに向いている。と思う。
馬鹿馬鹿しいことを正面からやるから、めちゃくちゃ笑える
修学旅行の夜は何をやっても楽しいの理論。深夜に馬鹿馬鹿しいことをやるから可笑しさが倍増する。それが顕著に現れるのが「オードリーのオールナイトニッポン」「三四郎のオールナイトニッポン」「バナナマンのバナナムーンGOLD」「アルコ&ピース D.C.GARAGE」である。
下ネタやブラックジョークのクオリティが高く、リスナーからのネタ投稿の精度が高いのが「伊集院光の深夜の馬鹿力」「山里亮太の不毛な議論」「有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER」ですよ。
コラボやスペシャルウィークに感動する
深夜ラジオは基本的にスパンが長いので歴史があります。歴史があるからこそ特別なコラボにスゲーって感動することがあるんですが、これはやっぱり深夜ラジオを聞き続けてる人にしか味わえない感覚でしょう。
例えば同時間帯の「99のオールナイトニッポン」と「おぎやはぎのメガネびいき」が電話で繋がった時はリスナーとしては「おお!スゲー」ってなってただろうし
伊集院光さんが「佐久間宣行のオールナイトニッポン0」に出演するとざわざわしたリスナーがたくさんいたことでしょう。
「Creepy Nutsのオールナイトニッポン0」に若林さんが出演することに感慨深くなったりね。
真面目な話を自然に聞ける
深夜ラジオはまずベースとして笑えるものという感覚があるので、時々聞く真面目な話もスッと聞くことができます。
というか深夜ラジオだからこそ聞ける貴重な話もあります。修学旅行の夜に真面目な話しちゃう感じに通ずるものがありますよ。
コロナ渦で気づいた深夜ラジオの良さ
コロナ渦になり気づいたラジオの良さについて記載します。
緊急事態宣言が発令されて、ほとんどのテレビ番組は再放送になりましたがラジオは通常通り、もしくはリモート出演で放送されました。
コロナ渦を気にすることなくなく楽しめる
現在多くのラジオブースはデスクにアクリル板が設置されて一蘭みたいな感じになっているそうです。
ラジオはあくまで音声コンテンツなので今まで通りに楽しめていますね。お昼のラジオはメインパーソナリティーがスタジオにいて、アシスタントやゲストがリモートなど気になるところもありますが、深夜ラジオのほとんどは今まで通りのラジオを楽しめています。
現在バラエティー番組はソーシャルディスタンスをとっているか、アクリル板を挟んで収録をしています。当然必要な訳ですが、やっぱりコロナ渦なんだなぁと改めて実感してしまいます。
私自身バラエティー番組を見る時って、普段の辛いことや嫌なことを忘れるためにお笑いを見ているんですが、バラエティー番組を見て嫌なことを思い出してしまうわけですね。んー辛い、、、
出演者の安全を守るために必要なのは理解しているんですが、、
しかしラジオは音声だけなので、そういった「現実」を直視せずに楽しめるコンテンツになっています。
テレビ・人気youtube動画では楽しみ切れない人の救いになる
自粛期間にテレビやSNSで人気芸能人が様々なメッセージを送っていました。もちろんそれは素晴らしいことで、励まされた人も多くいたでしょう。しかし世の中にはそういった陽のメッセージでは気分が晴れない人もいます。
日の当たる明るい話題では楽しめない、アングラ・ディープ・地下・グレーゾーン・ギリギリ・くだらない・下品・ブラック・悪口・深夜ラジオはそういった少数派の救いになっているんだなぁと気づきました。
まとめ
色々と良い点を列挙してきましたが、とにかく「楽しい」「笑える」「面白い」これだけで私にとって価値があるものなんだと再確認しましたわ。
ミッフィーちゃん